諦めるな!ブログが続かないなら、TTP(徹底的にパクる)から始めよう。

絶望

先に言っておくと記事をパクってはいけません。

そういうことではなくてネタの探し方、記事の書き方、記事の構成、ブログのデザイン。なんでもいいので、まずは自分が憧れているブロガーの真似をしてみてください、という話です。

僕はブログを毎日更新することを目標としていませんが、今までブログを何度も挫折しています。

このブログを開設してから2年になりますが何度も挫折をして記事数でいうと50記事程度です。挫折する理由は人それぞれです。

  • 忙しくて時間がない
  • ブログに書くネタがない
  • ブログのテーマが決まらない
  • PVが全然上がらない

要するに自分自身が思った通りにブログが書けないとやる気が失せていきがちです。この問題を防ぐ為にも先人(ブロガー)の知恵をどんどん使っていくことをオススメします。

photo credit: uckhet via photopin cc

TTP(徹底的にパクる)のススメ

TTP(徹底的にパクる)とは、僕が好きな経営者の一人、吉越浩一郎さんが著書で書かれている名言です。

何も一語一句パクるとかそういうことではありません。何かを成し遂げている人は成功や失敗を数多く重ねています。つまり経験が他人より豊富です。

そういった方々の言動や行動を徹底的にパクることであなたもその人と同じように何かを成し遂げるチャンスが増えるわけです。

挫折した人の特徴として、なぜ成功したのか、なぜ失敗したのかを深く考えない傾向にあります。この「なぜ」を繰り返し繰り返し自問自答することで解決策を探っていくことが重要です。しかし、それだけでは不十分です。

なぜなら、「なぜ」を繰り返した先に答えを見つけたところで行動しなければ、意味がないからです。

例えば、「ブログが更新できない」という失敗について考えています。

「ブログが更新できない」→なぜ→「時間がない」→なぜ→「仕事が忙しい」→なぜ→「自分に課せられたタスクが多い」→なぜ→「他人に仕事を振れない」→なぜ→「自分でやった方が早いと思うから」

例えば、こんな幹事で結論に行き着くと思います。

「なぜ」を繰り返していくと自然と言い訳にたどり着くことがあります。ただ、それでは意味がないので「なぜ」を「どうするか」に置き換えて考えるとうまく答えに辿り着けます。

「ブログが更新できない」→どうするか→「時間を作る」→どうするか→「会社を早く帰る」→どうするか→「他人にタスクを振ってみる」

上のパターンで「自分でやったほうが早いから」という結論に至っているので相手を信頼できないのかもしれません。ただ、それではいつまで経っても問題が解決されないのでまずは影響範囲が狭い仕事を振って仕事を任せていいのか試してみるといいです。

その他のパターンとして「ブログが更新できない」→どうするか→「時間を作る」→どうするか→「スキマ時間を活用する」どうするか→「昼休みに下書きしよう」

こうやって考えると時間があるのにうまく活用できていないことがわかります。

毎日ブログを更新しているブロガーの方々はスキマ時間をうまく使っています。通勤電車の中、昼休み時間、早朝などなど。

ブログは好きだけど更新する時間がないと言っている人は、他のブロガーの更新方法を徹底的にパクることから始めてみるといいです。

あなたがブログを更新するのに2時間かかるのであれば、他人がどういうツールを使っているのか、いつ記事を書いているのか、どうやってネタを探しているのか、そういったことを徹底的にパクって下さい。

何事も守・破・離を守る

ただ、徹底的にパクるだけではうまくいきません。

何か新しいことを学ぶ場合や何かを劇的に改善したい場合は行動の順序が大切です。

仏教の教えに「守破離」というものがあります。

守破離(しゅはり)は、日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。

日本において左記の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想でもある。 まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
via:守破離 - Wikipedia

挫折する人に特徴的なこととしてもう一つ、新しいことを学ぶ時に基礎を飛ばして学ぼうとします。

例えば、「iPhoneアプリ開発をしたいから参考書を買ったけど、読んでるうちに面倒くさくなって結局、開発をやめた」という話はよくあります。

これはつまり、参考書という「師匠」の教えを無視して基礎を学ばずにインターネットに転がっているテクニックばかり追い求めることです。当然ですが基礎がないので何も身につきません。

基礎とは土台です。土台を大きくしないと上に乗るものも乗らなくなります。上に乗るものとはスキルやテクニック、応用といったことです。

基礎を覚えるのは地味で時間もかかりますが基礎さえ覚えてしまえば、あとは自分がやりやすいように応用できます。そして、最終的に自分自身のやり方を確立することができます。これが「守破離」です。

守破離」は誰もがやっていることです。

スポーツ界でいえば、例えばイチローもそうです。

イチロー選手の振り子打法も最初からそうだったわけではありません。最初の頃は基礎に沿った打ち方をしていました。しかし、プロになって自身の成績が低迷していた二軍時代に当時のコーチとともに開発したのが振り子打法です。メジャーリーグに行ってからも毎年、フォームを少しずつ変化させながら成績を維持しています。

何が言いたいかというと基本に忠実なだけでは必ず壁にブチ当たります。そういう状況になった時に既存の型を破る必要があるわけです。それがイチロー選手でいえば振り子打法だったわけです。そして、振り子打法を自分のものにしたイチロー選手はさらに上を目指す為に型から離れて自由自在に進化し続けているわけです。

何かを成し遂げた人ほど、基本に忠実であると言えます。基本に忠実だからこそ、自由自在に変化できるわけです。

何かを達成させる為には徹底的にパクるだけではなく、型を破り自分のものにして自在に変化させる必要があります。

まとめ

この記事は自分自身にも言い聞かせる為に書きました。

僕は今までに色々なことを挫折してきました。

だけど、諦めてやめてしまうまでは挫折ではないと自分に言い聞かせ、ブログを2年間細々と続けてきました。

続かないことには必ず理由があります。その原因を把握した上で行動に起こすことが重要です。そのことは忘れずに僕は細々とブログを書き続けていきたいと思います。

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