月1万PVの僕はPVを増やした先に何が待っているのか何も知らない

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いつからブログを始めたのだろうと投稿履歴を見たところ、2013年10月16日が最初の投稿でした。つまり、ブログを開設してから約2年半が経ったわけです。

書きたいときに書くというスタンスで今までやってきたので2年半で投稿数が約100記事とかなり少ないです。

そんな運営のため、PV数も全く増えることなく細々と続けてきました。

ちなみに今のPV数は月1万~2万PVを行ったり来たりしています。

投稿数を見てもわかるように僕のブログ熱はそこまで高くないのですが、それでも自分の見ていない世界を見てみたいと最近になって初めて思うようになりました。

PVを増やした先にどんな世界が待っているのか僕は知らない

何もないかもしれないですし、何かしらの変化があるかもしれません。それはたどり着いてみないとわからないことだと思います。

だからこそ、もう一度、ブログ開設当時の目標を掲げてブログ運営を頑張ってみたいと思っています。

ブログ開設当時の熱意

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開設最初の投稿である今後の目標は半年間で200記事、10万PVを達成させることは記事タイトルからもわかるように熱意だけはあったようです。

当時を思い出してみると必ず結果がでるブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意プロ・ブロガーの必ず結果が出るアクセスアップテクニック100が出版されて、自分の中のブログ熱が高まっていたんだと思います。

当時の僕は、「この本に書かれているテクニックを駆使すればアクセスが増やせるんだな!」と缶コーヒーよりも安い勘違いをしていました。

もちろん、本に書かれているテクニックをきちんと実践していけば結果がついてくるんだと思います。しかし、それ以上にブログ筋やSEOの土台作りなどの基礎作りが必要だということを正しく理解していかなったので書けども書けどもPVが増えずにモチベーションが下がっていったことを覚えています。

モチベーションが下がった理由

モチベーションが下がっていった理由は簡単です。

PVを増やせば、副収入を得られる!

間違ってはないけど、バカのひとつ覚えみたいにブログは稼げる!と勘違いした一人が僕です。

当時は今の会社に転職する前で仕事に対する目標を見失っていた時期です。そのため、「このまま仕事を続けていても収入を増やすことはできない!リクスヘッジも兼ねてブログで稼ごう!」と今思うと「あんたが進む方向はそっちじゃないでしょ」と突っ込みたくなりますが、当時の自分を高めることより副収入を得ることに逃げようとしていました。

結局、副収入という言葉に自分自身で踊らされたうえ、お金を稼ぐことを目標にブログを書き続けるモチベーションがなかったため、半年で200記事、月10万PVという目標は簡単に諦めることができました。

おそらくブログをやめていった人たちの理由の多くも外的要素なんだと思います。

  • PVが全く増えずに楽しくない
  • 他の人が記事にしてるように稼ぐことができない

ブログを書く時間がない人たちは更新頻度は低いけれど、辞めるまで達していない人が多いように思います。

だけど、PVや収益という外的要素はGoogleにコントロールされている状態のため、自らコントロールすることはとても難しいです。

実際にSNSからの流入によるPVや収益の増加はたかが知れているのが現状です。収益の話に限って言えば、SNSからの流入者は収益の仕組みを理解している人が多く、アフィリエイトリンクを踏む人がほとんどいません。

そう考えるとメインのPVや収益はGoogle検索からの流入になります。しかし、SEO対策を講じたとしても必ず検索上位になるとは限りません。なぜなら、ライバルが他に多数いるからです。

当ブログで検索上位を狙って実際に結果がついてきたのは【まとめ】2015年上期に買ってよかったものぐらいだと思います。

狙ったキーワードは「買ってよかったもの」でした。ただ、このキーワード自体、月の検索数が5,400と低いため、それほどPVとして跳ね返ってくることはありませんでした。現在は順位が下がっているのでさらにPVが見込めない状況です。

結果がついてこない理由は必ずある

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しかし、今考えるとGoogle検索をコントロールできず、PVが増えないからブログの更新頻度が減っていったというのは自分自身への言い訳です。

そもそも2年半で100記事しか書いていない人間が何を言ってるんだ、と自分自身に問いたいです。

当時の僕はブログを書けばPVと収益という目に見える結果が勝手についてくると思っていました。しかし、そんなに甘くはありません。

もし、ブログでPVや収益を稼ぎたいのであれば、それ相応の勉強が必要です。もし仮に知識もなく、結果がついてきた場合、それは間違いなく運が良いだけです。いわゆるビギナーズラックです。

僕が好きな著者である野村克也元監督もこう言っています。

勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし

ブログも同じです。

「なんで、この記事がPVを稼ぐんだろう?」と不思議に思うことはありますが、「なんで、この記事は読まれないんだろう?」と不思議に思うことはありません。

読まれない記事には読まれない理由があります。それはSEOという外的要素が含まれていたとしても同じです。

つまらないタイトルでつまらない記事を量産したところでつまらないPVしかついてきません。なぜなら、Googleはそういった記事の検索順位を上げたところで検索してきたユーザーに有益な情報を提供できないことを知っているからです。

しかし、そういった「なぜ読まれないんだろう?」という疑問はブログを書き続けないとわからないことです。この疑問に対する答えはググれば、それっぽい回答がそれとなく見つかりますが、ググッて調べて得た情報と実体験から学んだ知識は雲泥の差があります。

Googleに心臓を握られるのは嫌だという人もいますが検索してくるユーザーはGoogleを頼ってるわけなのである程度しょうがないと思います。

それが嫌なら同等数のファンを作るしかないです。

しかし、ファンというのは「あなた」という人物に魅力を感じブログを見に来てくれるのに対して、Google検索の場合は、知りたい情報を得たいという幅広いニーズに応えることができるため、そもそもリーチが違います。

そう考えるとPVを稼ぐためにはSEOが正しく理解し、Googleと手をつなぐ必要が間違いなく出てくると思います。

歩いた先に何があるのか

今まではブログを書けばPVや収益がついてくると思い、そして結果がついてこなかったので挫折しました。

しかし今回はPVと収益という目標に向かって何を伝えていこうかと模索していこうと思っています。

なんだ、また同じ過ちを繰り返すのかと言われそうですがそうではありません。

今までは「このまま歩けば財宝にたどり着けるよ」と言われて、「おぉ、そうなのか。じゃぁ、歩こう」と何も考えずに歩き始めていました。

しかし、財宝がどの方角にあるのか、どのくらい歩けばたどり着けるのかもわからずにいました。そのため、最低限の食料だけ持って歩き始めたため、途中で飢え死にしていました。

今はブログを存続できる程度の収益をブログから得られるようになったので収益に対しては以前より賢くなっています。とはいえ、財宝がどこにあるのかどのくらい歩けばいいのかはわかっていません。

わかっているのは要所要所に設けられたチェックポイントの場所です。

そのチェックポイントには「このまま歩き続ければいいよ」と書かれているかもしれませんし、「この道は間違っているから戻りなさい」と書かれているかもしれません。

ただ、チェックポイントに何が書かれているかは行ってみないとわからないことです。そして、チェックポイントに行くためにはブログを書き続ける必要があります。

ブログを書き続けていれば、何かしら見えてくる

それが僕が2年半、細々とブログを書き続けてわかったことです。

まとめ

PVを増やすというのもチェックポイントのようなものです。

だけど、チェックポイントにたどり着いてから「PVを増やすことは僕のやりたいことじゃなかったな」というのと着かないのに同じ事を言うのとでは全く違います。

PVを増やすということは自分が書いた情報が伝わる人数が違うということです。

その人数が増えれば、何かしら心境の変化があるかもしれません。

結局、人生はやってみないと何も始まらないということです。

目標なくして継続なしです。